デジカメで撮影した画像や、Microsoft Ofiiceをはじめとした広く一般に知られるソフトウェアで作成されるデータ（RGBデータ）を作成して印刷する際にはいくつかの注意点がございます。中には、お客様にあらかじめご了承いただかなくてはならない事項もございますので、事前にご確認いただきますようお願いいたします。
　また、PDF入稿の際にはPDFデータ作成後に不具合がないかどうか今一度ご確認いただきますようお願いいたします。

印刷の際、色の変化が起こります

　デジカメで撮影した画像や、Officeなどで作成されるデータは光の3原色「RGB」で構成されており、印刷用データとして「CMYK」変換される際に色の違いが発生します。具体的には色がくすんで見えたり、鮮やかさが若干失われたりします。
　これは、「CMYK」が「RGB」に比べ再現できる色の領域が狭いためで、オンデマンド印刷の際はあらかじめご了承いただいた上でご注文願います。また、PDF入稿の際にはデータ作成後必ず内容をご確認いただきますようお願いいたします。

＜家庭用インクジェットプリンタは6〜8色のインクで印刷しており、再現性が高い分、時間とコストがかかります。＞

「透過性」はきれいに印刷できません（Microsoft Office）

　WordなどのOfficeデータで色の塗りを指定する際、塗りつぶしの「透過性」の値を0%以外に指定して透明の状態にすると、Wordのプレビューではなめらかに見えますが、PDF変換した際にムラとなります。このムラをなくすためには、「透過性」の値を0%にして透明にしない設定にしなければなりません。使用はなるべく控えていただくのがよいでしょう。

「ワードアート」の使用はお控えください（Microsoft Office）

　Wordの「ワードアート」などの効果を使用すると、PDF変換した際に再現されないことがありますのでご注意下さい。
　また、「影の効果」が再現されない事例が多くありますのでご注意ください。

　罫線・点線の変化にご注意ください（Microsoft Office）

　Excelの罫線は、PDF変換した際に太さが変化したり、破線が実線に変換される場合があります。PDF変換した際は注意深くご確認ください。
　PDFデータで確認する際に、拡大表示をしても罫線が太くならない場合があります。そのような罫線は太さがゼロに等しい状態ですので、キレイにプリントアウトされません。その場合は違う太さの罫線を選択してください。